【「2012年:時代の転換――進行する歴史サイクルの転換とその分析」には、地球に影響を与えると予想される第3の要因、「地球外物体――小惑星、彗星、planetoidなど」についての説明がなされていないので、他の多くのインターネット記事から、参考になると思われるものを選んで訳してみた。】

 

Nibiru惑星は9月にElenin彗星とともにやってくるのか?

Stephen Ileman
Aug.30, 2011 in Science

エレニン彗星が地球に近づくにつれて、「第10の惑星(ニビル)」論争が白熱してくる。ワシントン州のあるグノーシス主義の学校が、生徒たちに対し、9月15日までに準備をしておくように勧告を出した。この彗星は地球に対するより大きな脅威を隠しているのだろうか?

我々の太陽系に10番目の惑星があるかもしれないと最初に示唆したのは、古代シュメールの伝承を研究しているZecharia Sitchinだった。この伝承とそのさまざまな解釈によると、ニビル惑星から宇宙船に乗って金を掘りにやってきた人々が、この地球に住み着いた。なぜ金か? それは金こそ、彼らが現に神となった不死の秘薬の成分だからであった。人間たちは、サルと神の原料から遺伝子操作によって、自分たちの奴隷として働き、彼らの創造者であり奴隷を支配する半神として、自分たちを崇めるように改良された。話のその部分は明らかだ。

陰謀説によると、NASAやアメリカ政府をはじめ各国政府は、3600年に一度、我々の太陽系に侵入してくるニビル惑星のことは知っているのだが、パニックを防ぐためと他の秘密の動機によって、これを隠しているのだという。ニビルは地球の2〜5倍の大きさ、自分の月を従えており、強い引力をもった、ミニ太陽系だと言われる。言い換えるとそれは、地球の軸に大混乱を与えることができ、巨大な津波、火山の爆発や地震など、映画「2012」にあったようなあらゆる破局的災害を起こすことができる。2005年の津波、チリの地震、最近の日本の地震津波などは、太陽系の重力バランスを乱した惑星アラインメント(直列化)によるものと言われている。

3600年という周期は(早まることがなければ)2012年にやってくる。この説は、2012年の世界の終わりを予言する古代マヤ、エジプト、アメリカインディアンの予言によって支持されている。ホピ・インディアンの予言とその背後にある科学については、Your Own World Radioを主宰する、アリゾナ州フィーニックスのMarshall Mastersが詳しく説明している。マスターズは、世界のエリートとアメリカの金持ちは、地下シェルターを掘って地球規模の大激震に備えており、誰でも自分のやり方で準備することができると言っている。このところ世界中で起こっていることを見ていれば、そうするのが賢明というものだと彼は言う。

ワシントン州Yelmの、超常現象を教えているグノーシス主義の学校RSEによれば、エレニン彗星は、より暗黒の秘密である第10惑星ニビルを隠しており、それはこの9月あたりに、太陽を廻る地球の軌道に侵入してきたとき、地球を脅かし始めるだろうという。この学校は世界中のその生徒たちに、用心して9月15日までに安全な場所を探すように忠告した。J.Z.Knight校長は、自分たちが間違っていることを望んでいるが、用心しすぎの間違いの方を選ぶと言っている。

エレニン彗星は昨年(2010)、ロシアの天文学者Leonid Eleninによって発見されたものだが、彼の発見した事実でさえ論争の主題となっている。

空に大きなプディングが現れるかどうか、やがて判明するだろう。

――“Will Nibiru Arrive in September with Comet Elenin?”


 

エレニン彗星に関するさまざまな観点からの推測

www.latest-UFO-sightings.netå
Sept.7, 2011

物体Eleninをめぐって多くの謎が存在する。ロシアの天文学者Leonid Eleninがこの彗星を2010年12月に発見したが、それ以来、これが地球に破壊をもたらすかもしれないという諸説が出て、特別の関心の的となっている。……

エレニンについて読者は、恐怖と戦慄を覚えるいろんな見出しをご覧になっているかもしれない。この物体はすでに太陽系の内部に入り込んでおり、地球との恐るべき遭遇の可能性に向かって進行中だと言われている。この物体は地球と衝突するコースにあるとも報告されている。終末論者や占星術者たちは等しく、これが木星か褐色矮星に匹敵する大きさだと信じている。

エレニンが太陽に最も近づくのは2011年9月10日、距離0.48AUだと予言されている。NASAの科学者によれば、このものは地球と衝突などせず、地球と月の間を通りさえしないという。最も近づくと予想されるのは地球から3490万キロで、2011年10月16日になるだろうという。この場合にはエレニンと地球の衝突はありえない。なぜなら前者の後者からの距離は、地球と月の距離の90倍以上になるからだ。

しかし他の終末論者たちは、エレニンは太陽系に侵入してきて、彗星がよくやるように太陽の回りを急旋回するだろうと言う。終末論者は、それは水星と金星の間へ割り込んできて、その後で帰路に向かうだろうと言う。そこを脱出する過程で、エレニンは地球の極めて近くを通り、地球はその後を追い、その尻尾の航跡にはまるだろうと彼らは考える。彼らは数学的正確さを考えていて、それはエレニンが地球および太陽と一直線になる(アライン)たびに、地球が大地震を経験することに示されていると言う。彼らの論理は、もしエレニンがただの通常の彗星だったら、地球が一直線上に入ってくるたびに、確実に地球に影響を及ぼす重力の牽引力をつくり出すような質量を持たないはずだ、ということなのだ。彼らは日本、ニュージーランド、チリで、マグニチュード9.0の地震を引き起こした、過去3回のアラインメントを言っているのである。

最近エレニンがいくつかに分かれ始めたという、エレニンの発見者を含む天文学者たちからの報告がある。太陽からのcoronal mass ejection(CME、コロナ質量放出)が2011年8月19日に、直接エレニンに命中したと言われ、そのおかげでこの物体が見えにくくなり始めた。

ところが、声望あるサイエンス・ライターRichard C. Hoaglandによると、このCMEの間に、4面体のエネルギー防御壁がエレニンによって作り出されたという。ホウグランドは、エレニンが人工の(自然物でない)構築物であると結論している。それはおそらく宇宙船であり、それが壊れてなくなったという報告は、エレニンが自然物でないという事実を一般に隠すための、目隠し情報であるという。「太陽地球連結コロナおよび太陽圏調査」(Sun Earth Connection Coronal and Heliospheric Investigation=SECCHI)による衛星写真と言われているものがあり、これを見ると、エレニンはCMEの間、3角形のエネルギー・シールドを使っているのがわかる。

それだけでなく、エレニンからの不思議なRF信号が、カリフォルニアの電波望遠鏡によって拾われていたと言われる。この信号は、エレニンのトランジット・エリアから、驚くほどのパルスを伴って送られてきたもので、現在、何人かの独立専門家が解析中である。

さらにまたエレニンは、2012ホピ予言を実現させるだろうという説がある。この予言によれば、まず「青いカチーナ」がいろんな物をかき乱し、「赤いカチーナ」によって象徴される主たる災害の到来に備えて、警告を送るのだと言われる。今、エレニンが青い物体であることを示す映像が公開されている。

ここ数日にわたって、科学者たちはUSCカリフォルニア電波望遠鏡によって拾われた電波信号を解析している。この信号は「エレニン」のトランジット・エリアから来るもので、これは観測Gパルスと符合する。これもまた独立専門家たちによって分析されている。このパルスも同様に驚くべきものだ。さまざまなフォーラムで専門家たちがその分析を試みている。

―― “The Association of Comet Elenin from Various Points of View”


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