Evolution News & Views

新しいIDセンターがイギリスで開設

CSC
September 23, 2010

インテリジェント・デザインがイギリスで勢いを増している。The Center for Intelligent Designからのプレス・レリースによれば――

数年来、インテリジェント・デザイン理論の発達はアメリカと結び付けられて考えられてきた。しかし今、「インテリジェント・デザイン・センター」が英国で開設されることになった。


インテリジェント・デザイン(ID)理論は、宇宙と生き物のある特徴は、知的能力を原因とすることで最もうまく説明されると主張する。科学者のID擁護論が世界的にますます顕著になってきた今、英国でも声をあげるに値する。

本センターはIDを、英国やヨーロッパの科学の歴史に深く下ろされた、その根にまで引き戻して考える。近代科学の最もよく知られた先駆者のある人々は、英国でもヨーロッパでも、自分は現実にデザインされた宇宙を探究しているという確信のもとで、各自の研究をしていた。


本センター主任の教育理論家Alastair Noble 博士はこう言っている――


「BBCや、公共政策シンクタンクTheosなどによる最近の世論調査は、起源問題についてのIDの立場への関心あるいは同調が高いレベルにあることを示している。英国は、専門の立場からも一般 の立場からも、この論争の推進に専心する一つのセンターを必要としている。私たちの意図はそのようなものだ。」

本センターは、英国全体からの自発的参加者のネットワークによって設立された独立した組織である。参加者は、教育、科学、医学、実業、法律などに職業的興味をもつ人々である。資金は、その目的を支持する個人からの献金による。

その個別的な目標は次の通り――

*IDの専門的研究と公開討論の推進
*生命の発達は純粋に導かれない力の結果だというネオ・ダーウィニズムの主張を、科学的証拠に基づいて疑問に付すこと
*IDのもつ、より広い意味合いを考えてみるように奨励する

本センター長は、Norman Nevin 教授(ベルファストのクイーンズ大学遺伝学名誉教授)で、彼はこのように付け加えている――

「IDについての一般的な誤解は、それは科学でないというものだ。しかし一人の科学者として私は、IDは利用し得る限りの科学的データに基づいていると確信している。我々は証拠に従ってその導く方へ向かうべきである。

最新情報INDEX