【解説】ウィルコックの最新のエッセイDISCLOSURE: Camelot on TruTV Tonight; Insider‘Daniel’Comes Forwardの翻訳である。Disclosureとは「(真相を)開示すること、暴くこと」だが、ここでは特別の意味に使われており、UFOやETについて、また彼らから得た科学技術について、各国が秘密裏に保管してきたと言われる情報を一般に開放することをいう。
 驚くべき内容がここに含まれているが、その一つは明らかに“parallel reality”と呼ばれているものの「科学的」解明であろう。「霊界」がどこか遠い所にあるのではなく、今ここにあるとは聞かされていたが、それをこのように(新)科学の知識や技術の問題として説明されると、たいていの人は驚くとともに、この世界が全く違ったものに見えるのではなかろうか? 
 もう一つは、ウィルコックが他でも何度も言及している、地下軍事基地の空洞化という驚くべき事件である。やがてこれも「不思議」なことでなく、高次元存在や高次元科学の問題として説明されることが予想される。いずれにしても、我々自身の革命(進化)の時代に突入しつつあることは間違いないと思われる。

 

着々と進む「ディスクロージャー」

David Wilcock(divinecosmos.com)
November 7, 2012

ウィルコックらの出演する2年越しの、画期的なProject Camelotのテレビ用映画が、やっと今夜、放映されることになった。ほんの数日前、我々の古典的な暗黒活動インサイダー“Daniel”が初めて、突然、前面に現れて、驚くべき新しい情報を公開したばかりである。

ずっと進行中だった

「ディスクロージャー」はこのところ信じられないほどの勢いで進行している――主流メディアにおいてさえ。私の計画中の論文の一つは、ほんの過去6カ月かそこらの間に明らかになった、ディスクロージャー関係のニュース・ストーリーの膨大なコレクションだ。

そして、アメリカ史上、最も激しいものとなったかもしれない選挙の終わった今朝、ディスクロージャーを確実なものにするであろう、若干の重要な出来事をお知らせすることに私は喜びを感じている。

Project Camelotは、今夜、2012年11月7日、午後11時、「陰謀説――ジェシー・ヴェントゥーラとともに」の直後に、Tru-TVネットワークによる国際有線テレビで公的にお目見えする。

この番組の題名はShadow Operation: The Mars Project(陰の作戦:火星プロジェクト)という。我々はこの番組を見たうえで、もっと多くを知りたいと言ってやることが肝要である。

この画期的な出来事については後で論ずる。

“ダニエル”がついに前面に現れる

ついでながら、私は、2004年12月に初めて会った一人のインサイダーの、突然の思いがけない公的デビューを、誇りをもってお知らせする。“ダニエル”は、それ以来の私の仕事を決定づけた、高度に論争的な魅力ある情報を私に与えてくれた人だ。

私の『根源の場の研究』の、3次元時間、そこへの入口(portal)、「スターゲイト」の科学を扱った後半部分は、私が最初この人物から与えられたデータがきっかけとなっている。

“ダニエル”は何かのついでに我々に顔を見せ、自分が「実在の人物」であることをついに明かした、というようなものではない。彼は積極的にそうしたのであり、我々がやがて大いに重宝すると思われる情報を含む分厚い文書を現在、作成中である。

もしあなたが待てないと言われるなら、彼のすべての論文と、それらを論ずるウェブサイトへのマスター・リンクは、現在、soldierhugs.comのメインページにある。

過去2年間は、新しく前面に出てくれるインサイダーがいなかったから、ある意味でディスクロージャーにとって失望の期間であった。だからこそダニエルの突然の出現は、時宜を得て価値あるものなのだ。

公的なディスクロージャー・プロジェクト映画が1月に出る予定

私はまた、この一週間、公的なディスクロージャー映画――賞を得たいくつかのヴィジョナリー映画を手掛けたAmardeep Kaleka監督による――のために私が何度も撮影されていることを喜んでお伝えしておきたい。

この映画はCSETIのDr. Steven Greerのための長年の仕事の集大成で、グリア博士は、560人以上のインサイダー――そのほとんどがUFOを直接扱う高度に極秘の「政府」プロジェクトの内部で働いた人たち――を個人的にインタビューしている。

グリア博士のコンタクトの相手は、非常に高位の官僚を含んでいて、この人たちは彼らのような立場の者でさえ、これほどの重要な問題について秘密を明かしてもらえないことに、大いに苛立ちを表明している。

私は幸運にも、最初のディスクロージャー・プロジェクト会合に出席させてもらったが、このときは、39人のグリア博士のトップ・インサイダーが前に出て――多くはおそらく初めて――公衆の前で話した。2001年5月9日、ワシントンDCのナショナル・プレスクラブでのことだった。

その年に起こった9.11事件のために、この会合がディスクロージャー促進のために始められたその動機が、効果的に消し去られた。しかし現在それは再び最初の状態に戻っている!

真の草の根運動的ディスクロージャーへの努力

もし「旧権力」が我々に面と向かってウソをつき、我々の金を盗み、まやかしの選挙を行い、世界を癒すテクノロジーを抑圧するなら、私たちは自分でその仕事をやりとげねばならない。

グリアとカレカの映画は、民衆の力によるもの、すなわち純粋にこの大義のために寄付をしてくださった、あなた方のような人々の寛大さによるものである。これは、誰もそれを買ったり、骨抜きにしたり、恐怖をばらまくプロパガンダに利用したりできる者はいないことを意味する。

カレカとそのプロダクションは、この映画全体に現れているあらゆる問題について、私が彼らに提供した情報と注釈に対して、深く感動してくれた。

編集者は私のおかげで、彼らの仕事が「うんと楽になった」と言った。インタビューの間、少なくとも3回、私に目を合わせる役の人が、私が語っている感動的な内容と迫力のために、目に涙を溜めていた。

彼らは編集以後の仕事を12月末までに終える予定だと言っている――2013年1月の、マヤ歴が終った後の「4次濃度」にぴったり合わせた公開のために!

映画「Convergence」と「根源の場」テレビ・シリーズの進捗状況

私はまた、私自身の2つのメディア・プロジェクト――共に注目すべきディスクロージャー促進の作品――が、かなり進んでいることを喜びをもってご報告する。

読者はすでにご存知かもしれないが、過去3年にわたって私は専門家としてJames V. Hartと共同で仕事をしている。ジェームズ・ハートは、一級のスクリーン・ライターで、ジョディ・フォスター主演の、古典的な1997年のディスクロージャー映画「コンタクト」を含む、ヒットした多くのハリウッド映画の台本を執筆している。

「コンタクト」をご覧になっていない方には、私は強くこれを推奨する。これは間違いなく、「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「ET」の3作品後の、最も画期的なUFO/ディスクロージャー映画で、多くの点で現在でも最高の作品と言える。

私は「コンヴァージェンス」が、「未知との遭遇」がUFOについて果たしたような仕事を、ピラミッドについて果たすだろうと信じている。

実際、ジム(ジェイムズ・ハート)は、「コンヴァージェンス」の新しくできた第一幕――これを私は1週間前、初めて読んだのだが――は、これまでに書いた最高の出来栄えだと思うと言っていた――もっとも作家は誰でも、現在手掛けている作品が「これまでの最高作」と言うものだが。

ジムについてもう少し

ジムの書いたものとしては、August Rush, Tuck Everlasting, Sahara, Lara Croft Tomb Rider: The Cradle of Lifeのほかに、フランシス・コッポラ監督のBram Stoker’s Dracula、スティーヴン・スピルバーグ監督によるHookの台本を書いている。

「コンタクト」は15年前の作品であるにもかかわらず、ジムが一貫して最高の賛辞と注目を得ているプロジェクトである。

私は「コンヴァージェンス」の最初のドラフトを「コンタクト」を見本にして書いたのだが、その時は、その作者ご本人が我々の船に乗ってきて、万人の楽しめる新しい傑作を、我々とともに共同制作することになろうとは思ってもみなかった。

ジムは「彼らの一味」ではない

ジムと3年間接触してみて、彼が「彼らの一味」すなわち、若干の者にそう疑われていたような、「陰謀団」のメンバーとか支持者でないことが完全に確信できた。

ジムは純粋に、ディスクロージャーを押し進めるのに貢献するプロジェクトに関わっていた、才能ある、霊的感性をもった作家にすぎない。

誰も彼に、あなたが雇われて書かされた哲学的な物語の背後には重要な真理がある、などと言った者はいない。彼はただ自分の仕事をし、それを面白くし説得力をもたせただけである。

ジムは、「コンタクト」の原作小説を、呼びものの映画に映画化するために、カール・セイガンと2年間継続して付き合った。それは非常に複雑で骨の折れる仕事だったが、その結果として、映画「コンタクト」の多くの場面は、結末の部分も含めて、彼の創案によるものだった。

ジムはカールから、小説「コンタクト」は現実のテクノロジーに基づいているとも、ディスクロージャーへの道を開くように意図されたものだとも、聞いたことはなかった。

かつて制作された最も尖鋭なディスクロージャー映画

「コンタクト」は多くの点で、かつて制作された最も尖鋭なディスクロージャー映画だったが、それは、多くのビッグ・ネームを含めて、主流メディアから25人以上もの記者をリクルートすることで達成された、圧倒的なリアリズムによるものである。

さらによいことは、「コンタクト」がビル・クリントン大統領のスピーチを取り入れたことだった。これがこの映画を変身させ、究極のディスクロージャーのための、幻想のウサギの穴へ落ちていくLSD旅行と、ETの異次元旅行技術がそこで用いられる「パラレル・リアリティ」の存在を、世界中の人々に示してみせたのである――

http://en.wikipedia.org/wiki/Contact_film

 

この物語にリアルな感じを与える目的で、CNNの局長級のニュース解説者が「コンタクト」の中に取り込まれている。25人以上のCNNのニュース・リポーターがこの映画に出演し、CNN番組のLarry King LiveやCrossfireもまた取り込まれた・・・。

時の大統領ビル・クリントンのニュース・フィルムもデジタル改造されて、あたかも彼がエイリアンとの接触について話しているかのように見せている。

これはこの映画の初めからの計画ではなかった。ゼメキス監督は最初、シドニー・ポワチエに大統領役をもちかけたのだが、この俳優はThe Jackalへの出演を優先して、これを断った。

ポワチエの拒絶の後すぐに、ゼメキスは1996年8月のNASAのニュースを見た。「クリントンは火星の石について演説したが、これは絶対に、この映画の中のセリフのように聞こえたぜ」と、この監督は言った。「彼が〈それが何を物語るか、これからも注意しつづける必要があります〉と言ったときには、死にそうになったよ。私は口をポカンと開けてそこに立ちすくんでいたね。」(ウィキペディア「コンタクト」)

セイガンは多くを知っていた――が口封じされていた

私独自のユーチュブ・ビデオThe 2012 Enigmaは、映画「コンタクト」がいかに極秘のテクノロジーを明らかにし、やがて起こる完全な公的ディスクロージャーのために、私たちを徐々に準備させるものであるかを、1つのセクションを用いて説明している。

私が“ダニエル”から聞いた資料のかなりの部分もまた、ネット上でいまだ無料の2012 Enigmaの中に出ている。私は正直なところ、“ダニエル”が公然と口を開くとは予想していなかった。私がきょうこのように興奮しているのは、一つはそのためだ。

スティーヴン・グリア博士が私に語ったところによると、セイガンは実はMajestic-12と呼ばれた、ハイレベルのインサイダーUFO作業グループの一員だった。この「リーク」は多くのインサイダー情報源からグリアに流れたものだった。

グリア博士の情報源によると、Majesticの作業員たちは、セイガン博士の元々の博士論文に明白な間違いを見つけたのだった。これは明らかに決まりの悪いことであり、彼の経歴を傷つけ、彼からPh.Dを剥奪するのに十分だった。

インサイダーの世界ではよくあることだが、この決まりの悪い個人的な事情がセイガンの口封じに利用された。実際セイガンは、彼の秘密を墓場まで持っていったのである。

極秘のテクノロジーを暴く

それでも「コンタクト」には、インサイダーの秘密がいっぱい詰まっていた。最も注目すべきは、(映画の中で)「ダウンロード」された地球外人の青写真から組み立てられた機械は、その外見からも機能からも、最高に極秘とされていたProject Looking Glassとほとんど同一であった。

私が初めて「ルッキング・グラス」のことを聞いたのは、1990年代後半、Timothy Goodの著書Alien Contactの中においてであった。Dan Burisch博士が、2000年に始まって、それに関するもっと多くの情報を私にくれるようになった。

その基本的なアイデアは、「ルッキング・グラス」(鏡)は未来を覗き見ることを可能にする――あるインサイダーたちによれば「99.999パーセントの正確さで」――というものである。

実はつい先日のこと、彼らの一人がこう言った――「最近になって世界の主要なリーダーたちが暗殺されなくなったのは、なぜだと思う? 我々は、気に入らない何かがあっても、歴史を〈編集する〉能力を今はもっているのだよ。」

私は、非常に進歩したETたちがいて、彼らは時間を眺める技術(time-viewing technology)をもてあそぶ者たちを出し抜くために、完全に人工のタイムラインを創り出すことができることを固く信じている。

聖書の言葉でいえば、これらの人々は「セラフィム」や「ケルビム」であろう。「一者の法則」(Law of One)の言葉で言うなら、彼らは「惑星の住人たちの管理と移送」を任された6次濃度(6次元)のETたちであろう。

「タイムライン1」と「タイムライン2」

問題は、1983年以来「ルッキング・グラス」をどのように用いても、それは、地球の強力な形而上学的変化に見える「タイムライン1」と、明らかなポールシフトの後で、すべてが20フィートの泥の下に埋まってしまう「タイムライン2」の間をflip-flop(不安定に反転)することである。

これら2つのタイムラインの間の転換点は、2012年12月21日、またはそのあたりになっていることが確認された。これが発見されたのは、ずっと遡って1980年代初期、“ダニエル”をはじめとするいくつかの情報源に基づいてのことであった。

強力なコンピューターのサーヴァー・ファーム[データセンター]が――Looking Glassがそれぞれのタイムラインについて何を示しているのかを現実に見られるように――この2つのセットの像のもつれを解くのに、必要だった。

現在、もう数年も前から、インサイダーたちは、積極的な(否定的でない)方のタイムラインが起ころうとしているのを、何ものも止めることはできないという結論に達している。

もっと現実的なレベルで、「一者の法則」の観点から言えば、我々が破局的なタイムラインを避けられたのは、十分に多くの人々――必要とされる量に達するだけの人々――が、愛と許しと他者の受け入れを実践しているためだと私は信ずる。

ある者たちは地球の散髪を望んだ――が床屋がこれを断った

あるインサイダー・グループは、間違いなく「タイムライン2」が起こることを望んでいたようだ。これは、彼らが最近触れまわっている言葉でいうと、「地球上の蚤問題を減らし」、彼ら自身は地下に隠れるためである。[訳者注:世界の不必要な人間を大幅削減する、というイルミナティの公然と掲げる目標を指すだろう]

今年初めに、私は「プロジェクト・キャメロット」の “Bill Wood”をインタビューした。彼は、この地球に「タイムライン2」を取らせる何らかの方法がないかを調べるために雇われたのだと言っていた。彼の結論は、それはないというものだった。

多くの者が彼の話を疑問としている。しかし私の通じているトップ・インサイダーの一人によって彼の主張を確かめたところ、“ビル”は、これまで決して知らされず公然と議論されたこともない、「エリア51」の6つの高度に専門的な装置について詳しい知識をもっていることが確認された。

再び、これら2つの反転自在のタイムラインが、今年の年末に収斂し、焦点を結ぶことがわかった。(これは2012 Enigmaの終わりに論じられている。)

これは地上のすべての人間が、自分の選択の結果としてどちらのタイムラインにいるかに関係なく、同時に同じ出来事を体験することを意味する。

これと同じ理由によって、なぜ“ダニエル”がついに公然と話し始めたのかが完全に納得できる。

『根源の場の研究』の中で、私は、「ルッキング・グラス」技術について、あらゆるインサイダーたちから知り得た最上の知識をまとめたが、そこにはEndSecrecy フォーラムに、オンラインによるさまざまな魅力ある論文を掲載した、Robert Lucien Howeが含まれている。

この本は実に、これに関するすべての情報を一箇所にまとめ、読者自身の結論を引き出させようとする、私の可能な限りの努力の結果である。そのうちのほんの一部にここで触れるが、それは“ダニエル”からの新しい情報に光を与えるためである。

風景としての時間

私は『根源の場の研究』の中に「ルッキング・グラス」技術を取り入れる前から、すでに時間を風景として眺める健全な科学を――何百という信頼できるピアレビューされた科学者からのデータによって――確立していた。

『根源の場』を読まれた方は、“ダニエル”がまさにこの問題について数日前に発表したばかりの新しい論文を理解するのが、はるかに楽であろう。

私は、我々が発見したことの概要を述べようと思うが、ここでは読者の興味を刺激するだけにとどめ、あとは『根源の場の研究』(現在ペーパーバックが出ている)によって、このデータのもっと厳密な扱いを読んでくださることを期待する。

De Broglie波と「不確定性原理」

すべての光量子、電子、中性子、陽子、原子以下の素粒子、原子や分子は、たえず「粒子」状態と「波」状態の間を反転している。

この単純で観察可能な事実は1924年以来科学者を悩ましてきたが、この同じ年にDe Broglie(ド・ブロイ)は、すべての物質が波の相をもっているものと考えた。彼は1929年この発見のためにノーベル賞を得た。

ウェルナー・ハイゼンべルグが1925年にこれを発展させ、1927年までに「不確定性原理」を提起し、これは今日まで科学者によってほとんど宗教的教義のように保持されている。

とは言っても、この不確定性原理は根本的には、量子の領域ではすべてのものが同時に波であり粒子であると言っている。この謎は、解くことができないがゆえに解くことができないのだ。宇宙は不確定性の上に作られている。それが答えだ。まあそれくらいで一服としよう!

私はこれが説明になると考えたことはなく、解くことのできない見かけのパラドックスだと考えたこともない。

現実的な見方では、過去85年にわたって科学者は、すべての「固体」は実はたえず現れたり消えたり、物質化したり非物質化したりしているのだが、それがあまりに早く起こるので、我々はその違いを見ることができないのだと考えてきた。

『根源の場の研究』の新しい科学は、「粒子」が「波」になるとき、それはその時点で時間的に広がる、そして過去と現在と未来に同時に存在する、と教える。

物質は常にこの「パラレル・リアリティ」――そこでは時間が3次元になる――の中に入ったり出たりしている。このことについては後でもっと詳しく説明しよう。

もし我々が「圧力」――つまり我々の3次元世界内部のエネルギー的力によって創り出される圧力――を取りのけるならば、物質は自然に反転してこのパラレル・リアリティの中に入り、そしてそこにとどまるだろう。

もしあなたがそのようなことをする機械を作り、その圧力を好きなようにオン/オフにすることができれば、あなたは「スターゲイト」、「異次元への門(portal)」すなわち遠隔移送装置をもつことになる。

「ルッキング・グラス」の基本的仕掛け

LG装置の背後にある基本的アイデアは、3つの電荷を帯びたリングが、水の入った単純な樽のまわりを回転するというものである。

高スピードで回転する電荷は、球形の電磁波シールドを創り出し、何ものもそこを通過することはできない。

これは、その水の樽の中では、どんなラジオも、携帯電話も、衛星あるいはwi-fi(wide fidelity)信号も、受け取ることができないことを意味する。

だが本当に興味ある部分は、我々の物理的現実の中で水の分子を維持させている「圧力」が、この時このシールド(遮断壁)によって取り除かれることである。

そこで水の分子は、このパラレル・リアリティへの中へ自然に反転し(flip over)、そこにとどまって、我々の世界と3D時間の宇宙との間のportal(異次元への門)を形成する。

「3D時間の宇宙」とはいったい何だ?

「3次元時間の宇宙」と言うと非常に奇異に聞こえるが、それは実はよく知られたものだ。

我々は毎晩、夢の中でそこへ行く。幽霊とはこのパラレル・リアリティの中を歩く人たちの影のことだ。遠隔視をする人たち(remote viewers)は、我々自身の空間・時間内の出来事を観察することができるが、それはこのパラレル・リアリティを旅するために、彼らの「アストラル体」を用いているからである。

さらに素晴らしいことは、我々の現実の中に存在している物質のすべての分子は、パラレル・リアリティの中に、その正確な複製(duplicate)をもっていることだ。そうでなければ、それはそもそも存在できない――これらの原理から展開されてきた現在の新しい物理学によって。

このことは、あなたがこの代替宇宙に行くとき、物事がかなり同じように見えるということを意味する――少なくとも多くの相面において。

この代替宇宙は、只今現在もすべてあなたの回りにある。それはあらゆる所にある――にもかかわらず、あなたはあなたの物理的肉体でそれに触れることはできない。あなたの心にしかそれはできない。

ただ、「ルッキング・グラス」のような変わった技術、または遠隔移送装置(teleportation device)をもっている場合は、話は別だが。

その場合でも、やはり物事はこの世界と同じように見える。ただそこでは、あなたがどこを見るかによって、あなたがどの時間を見ているかが決まる。

グラヴィ・スピン波を消す

「ルッキング・グラス」の回転リングによって創り出された球形電磁波シールドはまた、我々自身の重力場内部の自然の「スピン・フィールド」をも消してしまう。

これらの“gravi-spin”波(Terletskyなどロシアの科学者たちの命名による)、あるいは“torsion field”は、空間、時間、物質、エネルギー、生物学的生命、それに意識の秘密を解く鍵であることがわかっている。

私は、これら驚くべき新しい科学的革新の、精神と衝撃をうまく説明する単独のフレーズを創り出そうとして、The Source Field(根源の場)という新語をつくった。

この本で私が言っているように、重力は根源の場、根源の場は重力である。それほどに単純なことなのだ。

時間は重力を原動力としている

この新しい科学で我々の発見する最も不気味なことの一つは、時間は重力を原動力としていることである。重力は物質を創り出すエネルギーであり、重力の流れこそ、ある一定の事物や領域の中で、時間が流れる率を決定するものなのである。

もしあなたが重力におけるスピン場を消し去るか、あるいは完全にそれを遮断することができるならば、あなたは物質を粒子状態にしておくプレッシャーを解放することになる。

その領域内のすべての物質はそのとき、粒子の状態から波の状態にシフトし、そのままとどまる。その対象は、我々に関する限り見えなくなる。

あなたが我々自身の重力場に、この“null zone”(空のゾーン)を創り出すや否や、あなたは自動的に、パラレル宇宙を覗きこむことを可能にする直接のportal (異次元への門)を開くことになり、同時に、推進のために使える“lift”(上昇)の潜在力を創り出す。

空間と時間の「ルール」は裏返しになり、時間は3次元となる。

ところで風景の中を旅することは、あなたの行く方向に応じて、ビデオを操作して前へ戻したり先へ進んだりするのに似ている。

この科学の正しいことを保証する、無料のネット上の研究書や厳密な科学論文が豊富に存在する。

この一つの主題だけでも、人は文字通り学問的生涯を捧げることができるだろう。私は確かにそうした。

ラ―ソン物理学

最初1950年代にこれをすべて解き明かした科学者は、Dewey Larson博士であった。

「一者の法則」シリーズの質問者であるDon Elkins博士は、同僚で、ラ―ソン資料の熱心な研究者であった。彼はほとんどの人々が及ばぬほど深くこれを理解した。

“ダニエル”が公的に姿を現した今、私は、彼もまた、Brookhaven国立研究所で超極秘の「ブラック・プロジェクト」の仕事をしたことに加えて、私の出会った最も強力なラ―ソン学者だと言うことができる。

“ダニエル”が私に、デューイ・ラ―ソンの3D時間物理学の話をしてくれたとき、しばしば私の理解を超えることがあったことを認めなければならない。それは「一者の法則」資料の中で、我々のこれまでに開発した最も正確な科学的モデルとして、顕著に保証されている。

私は、2009年と2010年に、坐ってこれまで30年分の研究を広げ、すべての断片をつなぎ合わせるように自分を強いたときに、やっと初めてこの問題について書く方法―-そしてすべてのデータを新しい全体へ統合する方法―-を発見した。

その全体的カナメは、これを理路整然とさせ、比較的理解しやすくし、利用できる最新の、最大の科学的証拠によって、これを裏付けることであった。

松果体(腺)

Robert Lucien Howeは、何年も前、Looking Glassは古代人が知っていた人間の脳内にある松果体をリヴァース・エンジニアリングしたものに過ぎないと、私に耳打ちしてくれた最初のインサイダーである。

これは中空の、中を水で満たされた、エンドウ豆ほどの大きさの腺であり、松笠か樽のような形をしている。それはまた、その周囲に球形の電磁波シールドを形成していて、内部の水を、我々自身の3次元の現実から遮断している。

Dan Burisch博士は、私が接触したもう一人のインサイダーだが、その後私の直接の質問に答えて、「ルッキング・グラス」とはリヴァース・エンジニアされた松果体だと確認してくれた。

Richard C. Hoaglandに何年にもわたって情報を与えていた“クラーク”など、他のインサイダーたちも、同じことを明かしてくれた――さらにそれ以上のことも。

私はこのデータが極秘扱いで、口にするのは非常に危険であることがわかっていた。それでグリア博士の「公表は保護」という考え方を採用することにした。

私はすべてのデータを、それまでやったことのなかった講演の中に取り込み、満員のConscious Life Expoで講演し、それから一カ月後にビデオの中に取り入れ、これをネット上で大々的に無料で吹聴した。

今や小鬼はビンの中から飛び出した。こうなれば政府がどんなに小細工をしても、ハンプティ・ダンプティを元に戻すことはできないだろう。

その12月、2012 Enigmaは丸一日、グーグル上で最も検索されるサイトのNo.1となった――全く驚いたことに。

あなたが「スターゲイト」なのだ

このディスクロージャーの最もショッキングな点は、あなたはすでに、あなた自身の脳の中に組み込まれカスタマイズされた、有効な「スターゲイト」を持っているということだ。

問題はただ、どのようにしてそのスイッチを入れ、使えるようにするかである。キリスト教を含め、あらゆる古代の宗教がそれを論じている。

イエスは「もしあなたがひたむきな眼をもっていれば、あなたの身体は光に満たされるだろう」(マタイ6:22)と言った。黙示録は、「この獣のしるし」は額の暗い部分だと言っている。

自分の「より高い自己」とほとんど、あるいは全くつながりを持たない人々は、あなたが彼らの「オーラ」を見るとき、その額に暗い点があるように見えるだろう。これは3D時間の世界では全く簡単なことである。

多くの古代の予言が、我々の松果体(pineal gland)は、今年2012年の終わりに起こるエネルギー変化によって、「活性化」されるだろうと示唆している。

究極的に我々は、我々の頭上に「光輪」をつくり出し、その中に飛んで入って、どこでも行きたいところへ自分を遠隔移送することができるかもしれない。

我々がいま引き継いでいる物語は、子供がクレヨンで描いた、強力な古代の神秘のようなものだ。

大きなシフト

私は過去2カ月ほど、この可能性ある出来事について知っている、また集めた、あらゆることを考えてみるのに多くの時間を費やしている。

私は、何かが起こるとして、では何が起こるのかを、まだ自信をもって言うことはできない。しかし、この時間の窓は、他のものと同様に、単にやってきて過ぎていくようなものではないと、ますます確信するようになった。

私をこの結論に至らしめたものの多くは、「一者の法則」シリーズを、包括的にもう一度読んでみたことから来ている。『根源の場の研究』のためにすべてのデータをまとめたとき以来、初めて読み直したのである。

5つの新しい章

『根源の場の研究』の最初の原稿を出版社に渡した後で、私は、松果体について特別に一つの章を設けて説明してくれないかと言われた。

実はこれによって私は大きな書き換えをすることになった。私はもともと続編のために取っておいた、また映画Convergenceの解説本に入れる予定だった、かなりの量の資料をここで公表した。

この新しい資料が、『根源の場の研究』の最初の5章となっている。

新しい章はすべて2010年11-12月の2カ月以内に書かれ、それがまた厳しい編集と拡充のために、出版の2,3カ月前まで作業はつづいた。

「第3の眼」

再び、私がすべてのデータを集める行動にかかったとき、魔法のようなことが起こった。松果体には、まさに眼の網膜の桿状体や円錐体のような働きをする細胞がつまっていることを示す、実に豊富なデータがあった。

いったいこの「第3の眼」は実際に何を見ているのか? そして医学が、ほんの過去10年の間に、古代の智慧にやっと追い付いたということは、どういうことなのか? 

こうした疑問は私のビデオの中で、そして『根源の場の研究』の中で、解答を与えられている。

DMTはナノテク投影機である

私は、DMT(dimethyltryptamine)の結晶が、圧縮されたとき、piezochromatismと呼ばれる特性によって、自然に、膨大な色のついた光の爆発を発散するということを知った。これはスペクトル全体にわたる光で、同じ結晶から、虹のどの色としてでも現れることができる。

DMTは、ナノテク規模のビデオ・プロジェクターを創り出す、自然界で最上の分子かもしれない。Rick Strassman博士の研究は、DMT合成の人体でナンバー・ワンの場所は、松果体でなければならないと結論している。

DMTの結晶は、ひとたび松果体が電気的に遮断されると、自然に水の中で振動し始める。ちょうど水晶ラジオ受信機のように、それらは、あなたのアストラル体が3D時空で見ているどんなものからも、フォトンを射ち出す(shoot out)。

次に、あなたの松果体の網膜細胞が、これらのイメージを、phototransduction cascadeと呼ばれる回路によって脳に送る。もしあなたが瞑想すれば、あなたはこの過程から、飛び交うイメージを拾い始めるだろう。

ダン・ビューリッシュもまた、険屍されたETの身体では、松果体と視交叉上核の間の神経経路は、はるかにより多くの帯域幅(bandwidth)を扱っていて、今日の人間のそれよりもはるかに強いことがわかったと、かつて私に話してくれたことがある。

何が起こるのだろうか…

正直に言うと、私は確かに過去には、全く不連続的な出来事が起きるかもしれないと考えていた――我々がETの母船で運ばれるとか、木や山や湖はあるが、建物など3次濃度の残滓のない新しい地球に下ろされるとか。

これは、あなたが「一者の法則」シリーズのようなものを読んだとき、どうしても考えたくなる、奇怪で、宇宙的で、サイケデリックな幻想だ。

私の長いカナダ旅行の間に、これまでなかったほど「一者の法則」を集中して読んでみて、すべての3次濃度の物質は、4次濃度の対応物(counterpart)をもつという考えを保証する、新しいいくつかの言葉を発見した。

このことについてはもっと言うべきことがあるが、私の要点は、この時代転換は私が過去の論文で考えていたより、もっと穏やかで、幸福で、スムーズであるらしいということである。

私はこのまま続けて、来年起こる出来事を記録するつもりだが、それはこの世界が継続し、今よりもっとよくなるだろうと予測するからだ。

“Harvest”(収穫)について

もう一つの主要な新しいデータポイントは、「一者の法則」における“Harvest”という言葉の使い方である。これはこれまでずっと疑問だった。

この言葉は、「マタイによる福音書」13章から始まるところに直接出てくる。今私は、「一者の法則」シリーズが、このひとくだりに、我々の注意を向けさせようとしていたのだと理解する。私は自分がこのことを悟って正しく読むのに、これほど長くかかったことに驚いている。

地上の人々が、この聖書のアナロジーでは麦に喩えられている。「敵」がやってきてよい麦の間を通り抜け、悪の種を撒いていき、これが「毒麦」に成長する。

「毒麦」とは、収穫の時にこれが混ざると麦を苦くし、食べられなくする雑草である。これは遠くイエスの時代に農民を困らせた、大きな問題であったらしい。

イエスははっきりと、「世界の終わり」の時に天使たちが麦畑を通って、文字通り毒麦を一本一本引き抜いていく、と言っているのである。

もう一つのタイムライン

「一者の法則」シリーズは、このメッセージを強力に傍証するものだ。それは6次濃度ETたちが、文字通り、我々の社会の最も腐敗した要素をここから追い出し、彼らをもう一つの別のタイムラインに乗せる、とはっきり予言しているのである。

私ははるか昔、高校生時代に、まさにこの出来事を知らせる予言的な夢を見た。私はこれを、このウェブサイトにある無料の私の自伝Wanderer Awakeningに書いている。

次は、この画期的な夢の終わりを説明したオリジナルの文章である。その時まだ私は16歳だったが、これが私に入ってきたとき、それは私の人生を完全に変えた――

私のまさに目の前で、光り輝くUFO型の物体が、音を立てながら見る間に組み上がり、ひとりでに出現する。私がコックピットに入っていくと、ハッチがあわただしく閉まる音が聞こえる。

私は、私の新しい技術を使って、いとも簡単にロボットたちを打ち負かし、巧妙にその集団の中を通り抜けて脱出する。私がホテルに戻ると、そこにエレベーターらしいものがある。それはこのホテルの大きさから言うと、必要のないほど沢山のフロアのあるエレベーターだ。

なぜか突然私は、このホテルが、噴火口に墜落したUFOから造られた、巨大な、多くの層をもつエイリアンの都市の、最上階にすぎないことに気付く!

私はまた、このホテルのすべての麻薬中毒のティーンエイジャーたちが、悪いエイリアンたちに奉仕するように操作されていることを知り、それをやめさせようと決意する。

私は思考によるコントロールを用いてエレベーターを操作して、この建造物のどの階へも侵入することができ、とうとうその管制センターにたどり着く。

管制センターにたどり着いたとき、ゆうに高さ20フィートもある、有刺鉄線や棘で覆われた、巨大な黒いドアに出くわす。

ここを通り抜けることは不可能だと感ずるが、全力を振り絞って意識を集中し、そこを突破する。この不気味な行動を導く巨大な力が何であるのか、私には全くわからない。

驚いたことに、私が発見したのはただ、典型的なアメリカ政府のオフィスのデスクに坐っている一人の男だ! この男は私に、もし私がこのホテルを経営するのに力を貸してくれさえすれば、私はすばらしい権力を与えられることになるだろうと言う。ヒエラルキーの非常に高い地位につけてやろう、と。

私はこの男を強く弾劾したあとで、私が「勝つ」ために私にできることはただ、「自己を創造する」ことだと悟る。私は転がって玉になり、そのそれぞれが前のものより大きくなる、7つの段階のエネルギー体を見る。

私が自分の意識を拡大して一番大きい身体になったとき、私は、巨大なスクリーンをもつ、大きなホログラフィック・コンピューターの端末の前に坐っている。

私は地球の自転するイメージを描き、この弾丸の形をした都市全体を除去し、遥か遠くのその発祥の惑星へとそれを送り返す。

次に私は、この社会の現在の工業的拡大に汚されていない新しい地球を創造し、捕らわれていた人々すべてをこのホテルから送り出す。

最終場面として、私は、私の新しく創造した世界の中で、私自身の本質が肉体を取って生まれるようにプログラムする。私は、そこで再び受肉しようとしている自分を感じながら、私の意識が抜けていくのを感じている。

明らかにこの夢は、アセンションという考えや「新しい天と新しい地」の創造といった、私の将来の仕事の多くの要素を含んでいる。

異なったタイムライン

もちろんこれは夢であり、明らかにそこには象徴的な、文字通りでない要素がある。私はこれを厳密な予言として取っていただきたくはない。しかしそれは、私がほぼ7年後に「一者の法則」シリーズで読むことになるものを、明らかに予兆している。

「一者の法則」は、「4次濃度の否定的収穫(negative harvest)」は「烈しい不協和(intense disharmony)」のそれになると言っている。

このことは、彼ら自身のタイムラインへと移された、ごくわずかの、高度に否定的な人々が、「ルッキング・グラス」に見られたものと同じような、激変する現実を経験するだろうということを意味する。これがすでに起こっていると自覚している人たちも、ごくわずかにあるかもしれない。

私自身が経験したようなことはほとんど問題にならないとして、他者に対して最大の害を与えた人々が――しかるべく彼らのカルマのバランスを戻すために――きわめて悲痛な世界的破局を経験する必要があるかもしれないということは、私にとって究極的に納得のできることだった。

しかし、この形での「触媒」を必要とする人々はごくわずかであろう。

否定的な傾向はあるが、純粋に悪を追求しているのではない人々でさえ、スムーズで、穏やかで、平和的で、断絶的でないタイムラインにいて、何が変わったのかさえ気がつかないほどであるかもしれない。

再びはっきりさせておくために言うが、もし人が、他の多くの人々を嬉々として苦しめたり強姦したり殺したり、あるいは、そのような出来事を直接指令したのでない限りは、その人が最終的にこの否定的なタイムラインに乗ることはない、と私は信じている。

害をなしたが、否定的タイムラインに組み込まれるほどでない人々は、ここに残るであろう――そしておそらく、罪状を暴かれ、逮捕され、司法によって正当に裁かれ、有罪であれば相応の刑に処せられるだろう。

それはすでに始まっている

「一者の法則」が言っていることが本当だとするなら――そして私は、そこには正確な科学が詰め込まれていると厳密に証明しているが――彼らは、1981年からほぼ30年のどこかの時点で、突如として「量子飛躍」が起こると実際に予言している。

“Harvest”という言葉の注意深い使い方は、最も強い反対者だけは除外された、何らかの形の「神の介入」が予言されている――したがって我々にはより良い世界を創造するチャンスが残されている――ということをはっきり示している。

そこで私は、この定義によれば、「収穫」はすでに起こり始めているかもしれないと気付いて、ショックを受けたのだった。

2011年8月に始まって、世界中の多くの地下基地が、丸裸の壁を残して、すべて完全に忽然と消された(portaled out)。これは「一者の法則」が“Harvest”は「1981年から30年後」と予言した、正確に同じ年である。[訳者注:portalは終始「異次元への門」という意味で使われているから、portaled outとは「異次元世界へ運ばれた、神隠しされた」という意味であろう。]

この一連の不気味な出来事についてのインサイダーのデータは、例外的に良いものであった。それはインサイダー共同体で、信じられぬショックの波を引き起こした。

不幸なことに、今年の晩春から以降は、起こっているかも起こっていないかもしれないことに関する新しいインサイダー情報に対し、全面的な厳重封印が行われている。彼らは、自分たちが敗北することはないと信じていたので、今起こっていることに怖れおののいている。

しかし、この情報の厳しい封印から推測されるのは、これらの「収穫」(あるいは「摂取」)の出来事の頻度は増えつつあるのであって、減ってはいないということだ。

私はこの(次元)転換が完了するまで、もっと明明白白なレベルで、こうした出来事がもっと多く見られるようになるのではないかと思っている。

それは事態をより容易くするだろう

あまりにも否定的[悪に対して積極的]なので別のタイムラインへ移動させられる人々の数は、きわめて少数だから、我々は、最初は何が起こったのか理解できないかもしれない。

しかし、もしこれが正確な解釈なら、それが起こった後、大量逮捕を行うことがはるかに容易くなるだろうと私は思う。

主流のメディアでも、事態がすでにその方向へ動いているという、常に増えつづける証拠がある――BBCの小児愛スキャンダル、LIBORスキャンダル、銀行の抵当詐欺に対する大きな訴訟、等々。

私自身の人生で私に起こっている夢、それに歴史的事件が起こるのに要するスピードなどから判断して、こういったことすべてが、今から12月21日の間に起こるとはちょっと考えられない。

これはまた、「量子飛躍」の後で「100年から700年の転換期間」があるという「一者の法則」の主張を説明する。

「収穫」はすでに始まっている。「毒麦」をよい麦から引き抜くという聖書の予言は、UFOが1940年代に核ミサイル装備をパワー・ダウンし始めて以来、ずっと続いて起こっている。

それは2011年8月から劇的に増えている。そして早い段階において、これらの出来事の多くが公衆の目に見えるものであったことは、私が多くの論文で書いてきた通りである。

私はこの変化に非常に興奮している

私はこれがどこへ行きつくか、とても興奮している。私は世界が変わっていき、その変化に自分が直接役立つことができることを願っている。

スピリチュアルな道を歩いている、私の知るあらゆる人々が、現在、最大限の苦痛、最大限の困難そして試練を経験しつつある。我々が今、大きな歴史的出来事の頂点に立とうとしているという、非常に強い予感がある。

私が今それについて考えているのは、あなたが必ずしも聞きたいとも思わない、しかし一度聞けば確かにそうだと思う、あの古典的な言い回しに近いもの、すなわち「全部吐いてしまえば、きっと楽になる」というものだ。

現在、あなたが切り抜けるための最上の方法は、「一者の法則」の言葉でいえば、「すべての存在者のために、あなた自身の覚醒を求めよ」というものである。

この覚醒を追求する最上の方法は、すべての憎しみ、怒り、嫉妬、そしてあなた自身に向ける悲しみを、愛と許しの元に返却することである。

ここで重要なことは、健全な境界線を守ること、そしてあなたを操縦し支配しようとする人々に付け込まれないことだ。これが現在、我々が世界的レベルで、活発に学びつつあることである。

これが「智慧ある愛」の技術―-私たちが3次濃度状態からアセンションを果たした後も、ずっと長く、幾千年にもわたって洗練し続けていく訓練なのだ。

OK、うまく言えたのではなかろうか!

 

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