進化(アセンション)か死か(3)

平和統一NEWS 46号(2012/6月号)
渡辺 久義

 以下に書くことを信じられないという人もあるかもしれないが、この私自身もつい先日まで信じられなかったということを、始めに断っておきます。
暗殺される7日前、ケネディ大統領は、アメリカはもちろん世界の首脳のいる前でこう演説した――「この国には、あらゆる男、女、子供を奴隷化しようとする陰謀があります。私はこの高く高貴な職を辞する前に、この陰謀を暴こうと考えています。」 ケネディは暗殺を覚悟の上でこう言ったのではなかろうか? この「あらゆる男、女、子供を奴隷化しようとする陰謀」とは何だろうか? これは今かなり多くの人たちが危険を冒して、(いわばケネディの遺志を継いで)暴くようになった、アメリカを動かす(ということは世界を動かす)影の政府と言われる秘密結社「イルミナティ」のことに違いない。(イルミナティについてここで説明するスペースはない。)
 これがいかに恐ろしい秘密組織であるかが、最近、いわば自らベールを剥いでみせる形で見えてきた。わが国では報道は全くなされないので、知らない人がほとんどだと思うが、インターネットでFEMA camps とかFEMA coffinsとか検索してみれば、画像が出てくるので一目瞭然である。アメリカ政府はしばらく前から、全国に800以上(?)の強制収容所と100万(?)もの棺桶を用意していると言われる。写真で見るように、これは大量だから隠しようがない。「いったいこれは何のため?」と誰もが驚くのだが、大災害が予想されるという以外には、はっきりした答えが返ってこないらしく、不気味さは増すばかりだ。しかし現在、アメリカ全土が戒厳令発令直前のようであり、(ネットで調べれば分かるが)武装した兵士が町を制圧しているから、只事でないことはわかる。「米軍がアメリカを侵略」などという見出しの記事もある。事実の詳細は読者が各自調べていただきたい。現時点で、私の見つけた日本語字幕の入ったユーチューブ:「911テロ ロックフェラーの予告(アーロン・ルッソ監督)」「女性兵士の警鐘(ワクチン)」「アメリカ市民奴隷化政策 警察国家の陰謀 強制収容所FEMAキャンプ」など。
 これがどう展開するかは全くわからない。しかしこれが周到に計画されたものであることは、デイヴィッド・ロックフェラーの「我々は世界的大変革の瀬戸際にいる。我々が必要とするのはただ、正しい大きな危機をつくり出すことで、そうすれば諸国家はNWO(新世界秩序=イルミナティの目標)を受け入れるだろう」という言葉、またニック・ロックフェラーがアーロン・ルッソ監督に語っている「我々の目標は全世界の人間にRFID(マイクロチップ)を埋め込んで奴隷化することだ」といった言葉からもわかる。
 これはどうしても人類史最後の善悪の決戦としか考えられない。悪の側はもはや自分の正体を隠そうともしていない。これは「frequency(周波数)戦争」と呼ぶこともできるだろう。なぜなら、悪の側がある波長によって人類を支配しようとするのに対して、神の国へのアセンション(次元上昇)を目指す善の側も「新しい世界では波長が変わる」と言っているからである。彼らの周波数は、アセンションを果たそうとする人間を、この古い廃止される世界に強制的に留めておくための周波数のはずである。とにかく怖れてはいけない。相手に合わせてはいけない。恐怖の波長が世界を支配し、現実に恐ろしい世界を実現させてしまうからである。敵はナチスの強制収容所そっくりのものを作り、棺桶を並べて不安を掻き立てることによって、支配に都合のいい条件を作ろうとしているのである。彼らは彼らの「神」(=ルシファー)の加護のもとに、こんなことをするのであろう。彼らがあまりにも露骨に正体を見せ始めたのは、彼らの神自身が存亡の危機を感じているからに違いない。
 多くのネット記事やユーチューブが、黙示録など聖書の記事がいかに正確に予言をしているかを強調している。その一つをあげる――

「…あなたがまたおいでになる時や、世の終わりには、どんな前兆がありますか。」そこでイエスは答えて言われた、「人に惑わされないように気をつけなさい。多くの者たちがわたしの名を名のって現れ、自分がキリストだと言って、多くの人を惑わすであろう。また、戦争と戦争のうわさを聞くであろう。注意していなさい。あわててはいけない。それは起こらねばならないが、まだ終わりではない。民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、飢饉が起こり、また地震があるであろう。しかし、すべてこれらは産みの苦しみの初めである。そのとき人々は、あなたがたを苦しみにあわせ、また殺すであろう。私の名のゆえにすべての民に憎まれるであろう。そのとき多くの人がつまずき、互いに裏切り、憎み合うであろう。また多くのにせ予言者が起こって、多くの人を惑わすであろう。また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう。しかし最後まで耐え忍ぶ者は救われる。」(マタイ24:3−13)

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