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AP通信社はほぼ正しくIDを捉えている

February 16, 2011
ENV

AP通信社の記者たちが、最近、IDとは「生命体は高度な複雑さを示すことがあるから、それはある知的存在によって創造されたに違いない、と主張するもので、自然選択による進化とは対立する立場である」と主張した。

これはほぼ正しい言い方である。ただ残念ながら、IDの問題になるといつも物事を間違って捉え、その上でこの神話を、心をもたないダーウィニズムの精神で固定化してきたAPのこれまでの傾向を反映している。それは正しくは、インテリジェント・デザインとは「生命体の複雑さは、自然選択による〈心をもたない〉進化でなく、インテリジェンスによってこそ最もうまく説明ができると主張する」立場のことだ、と言うべきである。

(編集者注――改善されたとはいえ、何度も繰り返されたこの至って簡単なID側による定義を、わざわざ無視するのがメディア一般 の傾向である。学者が自分の立場を説明するのに、引用しやすく正確な言葉を選んでいるのだから、紹介者はこれを尊重するのが常識であろう。)

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