次元上昇の胎動
――人類の霊的覚醒を開く攻防

世界日報ビューポイント (2013.1.14)
渡辺 久義

 とりあえず歴史サイクルの変わり目とされた12月21日には、天変地異のようなことは起こらなかった――冬至にしては異常に強烈に白く輝く太陽のほかは。我々はこの太陽の異変について何の説明も受けていない。こういうことは、今洩れ始めた「ディスクロージャー」情報によるか、ここ数年来盛んになった(?)「チャネリング」情報(高次元ETとの交信)による以外、知るすべがないようだ。「黒い計画者たち」に協力して研究していたが、今は暴露する側に廻ったある科学者がこう言っている(soldierhugs.com “Geoengineering, Chemtrails,…”)――

 「太陽の変化〔温度・輝度の上昇〕はすでに進行している。そして彼らが計画しているのはただ、一般大衆の注意を十分長くそらせておき、時期が到来したら、彼ら自身は地下基地にもぐり、我々残りの者たちを焼け死なせることなのだ。…太陽の変化は必然である。それは宇宙全体に観測される完全に自然の過程なのだから。ただ理解しておかねばならないのは、太陽が進化するときには、それにつながる惑星上の生物のすべてが進化しなければならないということだ。」
 この「進化」が、地球もろともの「アセンション」(3次元から4次元への次元上昇)と言われているものである。これは「必然」であるが、これを怖れて避けるか、進んで受け入れるかは全く我々の選択にかかっている。この「選択」という一語を、あらゆる霊的識者が共通して使っているのは、大きな意味をもつだろう。どうすべきか?

 今問われているのは、世界観的覚醒、勇気、それに真実把握の3つではなかろうか。我々がしがみついているパラダイムが、耐用年数をとうに過ぎていることに、まず気付かなければならない。怖れてはならない。私は「恐怖」は「7つの大罪」に付け加えるべきものと思う。騙されてはならない。もしメディアが一切触れないのなら、幸い今のところまだ使えるインターネット等を通じて、自分で真実を求めるべきである。でないと、いよいよ本格的に「ディスクロージャー」が始まったとき、何のことかわからず、ただうろたえるだけということになろう。

 内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジが、「年明けにも100万件超の機密文書を公開する」と言ったという(12月22日読売)。もしそうなれば、これまでのもろもろの隠蔽工作は無意味となり、これまでトンデモ話として人々が容易に信じなかった「背後の」事実(UFO、ET、ETの進んだ科学技術、レプティリアン、地下都市、惑星Xなど)や、犯罪者が一挙に明るみに出て、驚くべき世界が見えてくるであろう。

 我々の物的世界解釈の根底にあるダーウィン進化論が、これだけその愚かさを指摘されても、なぜいまだに支配し続けているのか? それは、我々をこの理論の牢獄に閉じ込め、我々の思考の自由を阻止しなければならない隠れた支配者が存在し、その巧妙な、暗黙の圧力が働いているからだと考えるべきである。

 ダーウィニズムによって支えられた「優生学」は、ヒトラーと共に死に絶えたと人は思うかもしれないが、大違いである。米ジョージア州にある「ジョージア・ガイドストーンズ」と呼ばれる石碑に、堂々と8カ国語で書かれた「新世界秩序」計画の一項目に、「世界の人口は自然との調和のために5億にすべし」と書かれている。世界の9割以上の方々には、この世界が健康を保つために、生存を遠慮していただきましょう、ということだ。これはネット上で見ることができる。(私の最近見た写真では、FUCK THE NWO!と大きく落書きがしてあった。当然であろう。)

 問題は、彼らが意識的に、アジェンダとして1世紀にもわたって進めてきた計画に、我々(彼らのいう「奴隷たち」)が知らずに一生懸命協力してきたことだ。唯物論体制という、来るべき「アセンション」を阻止して我々を3次元世界に閉じ込めておくための牢獄を、我々が協力して築いてきたともいえる。今やっと迷蒙を解かれる時がきた。

 全く報道されないので何も起こっていないかのようだが、熾烈な戦いが進行中である。これは9.11テロ以降、特に顕著になった。(この事件の真相がどうであったのかは、おそらく何百とあるネット上の記事や映像から、自分で判断していただきたい。)この水面下の戦いについて最も詳しく、おそらく最も信頼されているのは、昨11月にここで紹介したデイヴィド・ウィルコックのサイトdivine cosmosである。厖大な情報量だが、そのいくつかは「創造デザイン学会」HPに翻訳して載せているので、参照願いたい。この戦争は、終末に起こると予言された善と悪の最終戦争「ハルマゲドン」と考えるべきであろう。これは地上人だけでなく、エイリアンをも巻き込んだ戦争であることがよくわかる。中国の動きにもこの背後の勢力が絡んでいることが指摘されている。いずれにせよ、これを無視して世界情勢の分析などできないことは明らかである。

 

2012年問題参考資料INDEX