Escape the Matrix—The Matrix isn’t real—unplug

【この記事の筆者はわからない。しかしこの警鐘の真剣さは「終わりの日」の警告者すべてに共通している。この時期に集中して現れた警告者たちが、見る角度の違いはあっても、基本的に同じ現実分析をし、同じ見通しを示し、同じ警告を発しているということは、彼らの言うことが真実である証拠と見なければならない。我々はこれまでおそらく、こうした話を聞き流していた。しかし、今がただの時でないことが漠然と予感され、このような警告がネット上にあふれるようになって、初めてこれが現実の話であることがわかってきた。ここで「暗黒サイド」と呼ばれているルシファーの実在と正体が、初めて具体性を帯びて見えてきたのである。】

内なる戦争:現世的・幻覚的ホログラフィック・マトリックスを脱せよ

The Reptilian Holographic Matrix Pact

映画『マトリックス』――3連作の第一作――には、この惑星上の多くのものが本能的に反応している、いくつかの基本的な真理が含まれていた。この宇宙は実際、さまざまの周波数つまり特定の振動率で鼓動する波形から成り立つ、現世的・幻覚的ホログラフィック・マトリックスである。「ヴェール」すなわち「それぞれの原子のカーテン」の下には、エーテル的エネルギーの広大な海、アカシャ、黙して聞こえぬ音以外には、実は何も存在しないのである。

私たちが見たり聞いたり触ったりするすべては、私たちの五感によって、根底にある幻の海を通じて脳に伝えられる電気的シグナル以上のものではない。この五感のそれぞれが、マーヤーとかグナとか呼ばれる驚くほど強力に創造的な力によって生み出された幻影の中で、互いに支え合っているのである。これらのシグナルは、生まれた時からの我々のプログラミングとDNAに従って解釈される。

映画『マトリックス』の第一作は、この3次元地球平面をメディアや娯楽産業を通じて支配している、「暗黒サイド」の諸力に見事に当てはまる、あまりにも多くの真実を明らかにした。しかもその制作者は、彼らが非常にうまく用いているコンピューター関係の比喩によって、通常は見抜くことができない、これまでは半分眠っていた多くの半人間の心の構造に分け入っていることを直感している。そのようにこの連作は、表面上のコントロールによって意図的に無力化されている圧倒的なイメージに満たされている。

第一作が伝えようとしているのは、このマトリックスが現実ではないという確かな、黄金の真実である。これは時間を超えた原初の形而上的原理――この宇宙の真の性質を現世的・幻覚的ホログラムとして理解する真理――と完全に調和するものだ。

カーリ・ユガ(ヒンドゥ―教で言う4つの時代(ユガ)の最後の、悪の時代)の終末において、「暗黒側の軍勢」の「仕事」は、我々のこの世界の住民たちを連続的に混乱させ麻痺させることである。天上世界に戦争が起こるということだ。暗黒側の者たちが、我々を更に欺いて、「真実」についての完全で全面的な無知へと落とし込むために、ますます大量にこの地球にやって来るのである。ほとんどの電気電子機器から発せられる電磁周波数は、この混乱させ、欺き、麻痺させる能力においてすぐれている。このカーリ(時代)の末日におけるヴェール(隠蔽装置)は、あたかも「ボーグ」――『スター・トレック』に登場する機械生命体――のようになっている。

プラグを引き抜け!

『マトリックス』の最初の部分で、あのヌルヌルした長い巻きひげのような吸盤を伸ばしてからみつく「ネオ」の、グロテスクな映像が出てくる。この場面が我々にとって極めて不快なのは、これが真実だからである。これはあまり聞きたくもないことであろうが、自分に何が起こっているのかについて我々が無知である限り、自分自身をどうやって解放しようというのか? 程度の差はあっても、我々はすべてこれら寄生的存在の「宿主」になっている。これが、吸血鬼小説があれほど不気味に人気を博する理由だろう。人々は意識しなくても何が起こっているのか実は知っているのだ。

我々の怒り、恐怖、悪癖といったもののより低い波長を通じて、暗黒側のアストラル虱(しらみ)が我々に取りついているのだ。これが、すべての霊的向上の道が心と身体の純粋さを強調する理由の一つである。純粋さは単純に、より低い領域があなたに接触しあなたに取りつく能力を弱める。彼らは、自分が共鳴することができない周波数を見つけることはできない。「磁気の法則」は、類は類を呼ぶということ、ものがそこにあるということは実は意識の働きであることを定めている。知識と、意識の集中によって得られる純粋さは、あなたの視聴覚の場や繊細なエーテル体から、すべての望まない影響力を遠ざける。

プラグを引き抜け!

あなたの悪癖となっているすべては、これらの存在者のあるレベルに、あなたを引き付ける潜在力をもっている。すべての悪癖だ! わたしはこのことを、麻薬とアルコールに溺れた友人たちを長年見てきて知っている。これら寄生的対象は大いに魅力があるだけでなく、時には極めて不快なものである場合もある。

最も巧妙で効力ある「ボーグ」的波長の牢獄はテレビジョンだ。あなたのテレビのプラグを抜いて、家の外へ投げ捨てよ。地上すべてに伝わるテレビの24/7プログラムは、あなたを善良な消費者にして、肉体的・物的な、実現されない非現実的な目標の惨めさにあなたを追いやるだけではない。テレビの箱自体が、あなたが神から与えられた無限の世界に近づき、自分が何であるかを思い出す能力を奪うような、いかがわしい波長(の電磁波)を発しているのである。

新聞も同じであり、インターネット・ニュースでさえ、数知れない職業的な惑わし情報や、プロパガンダ悪魔や、あなたを記憶喪失の霧のなかに留めておくために、高い報酬をもらって働く人形たちによって、ますます混乱し混乱させるようになっている。このカーリ・ユガの混乱は、あなたを無力状態の周波数に保っている。あなたは本を読んでも何もできないのである。だからあなたが本当の意味で強力になるまで、つまりあなたの内部の神との結びつきができるまで、すべて忘れなさい! プラグを引き抜きなさい! 虱を外へ追い出しなさい! 

今後数年のニュースがどのようなものになるか、私にはわかっている。最後のこの苦難を乗り越えようではないか。より恐ろしい戦争、より多くの不必要な死、より治癒困難な病気、より正視できない拷問、より汚らしい強欲と非道な暴虐――。自然界は取り返せぬほど毒され、生物は死に続けるだろう。わかりますか? まさにそういうことなのだ。これですべてを話した。だから忘れなさい。プラグを抜きなさい。

あなたは愛を愛しているって? あの完全な人があなたをより高い現実へと引き上げ、あなたのためにすべてを直してくれるのを待っているって? ロマンスは脳に甘いキャンディだ――とStuart Wildeは言ったが、私は理解できる。それはあなたを束の間興奮させ、仲間を増やすように仕組まれたすばらしいホルモン剤だ。それは決して長続きしない。決して! 忘れなさい! プラグを抜くことだ。

もしあなたが誰かに対し深い愛と友情を感じていて、その人があなたほどに進化しており、同じ周波数を共有しているという自信があるなら、よろしい――素晴らしいことだ。しかしあなたが、誰かあなたより低い周波数で振動するホログラムをもった人と絆を結んでいるとしたら――そして我々人間は驚きに満ちた、とても複雑なエネルギー・パターンをもっていることを忘れてはならない――その場合には、あなたは彼らの現実の中へと引きずり込まれる危険があると心得ておかねばならない。行きずりのセックスは、自らの故郷への途上にある者にとっては、行きずりでなく下りエレベーターである。一時的な癒しの快適ゾーンに価値はない。

すべての悪癖はあなたを二極マトリックスの幻影に閉じ込める。それぞれの悪癖にくっついているのは、あなたが付き合いたいとは絶対に思わない、下品な存在のグループに直接繋がる吸引の導管である。これはすべての悪癖(耽溺)がそうであって例外はない。抑えの利かぬ欲情には虱がたかる。あなたが何かを消費したいという強制を感じたときには必ず、あなたはアストラル虱を養っているのであって、そのものは自分ではエネルギーを作れないために、生きて栄えるためにはあなたのエネルギーを必要としているのである。

彼らを切り離し、彼らのプラグをあなたの身体から引き抜きなさい。あなたの周波数を高め、彼らが消えていくのを見ていなさい。悪癖は、アストラル虱があなたに入ってきて居心地よく巣食うために、あなたが開けてやる門のようなものだ。非常に多くの美しい魂が、このようにして破壊されるのを私は1960年代から目撃したが、その多くは私の大切な、愛してやまぬ人々であった。

自分は非常に「霊的(スピリチュアル)」だという考えをあなたに抱かせる、ヴィジョンについてひとこと言っておこう。何千というエイリアンがあたりにいるが、その一人と通じてみたいとあなたが言うなら、それは学習次第だと約束できる。確かにこれらの存在のすべてが悪意を持っているわけではない。彼らは単に、自分自身の見方と、自分自身の将来計画と、自分の関わりのレベルに応じた、自分の意識を持っているにすぎない。彼らは必ずしもあなた以上のことを知っているわけではない。

ではあなたの親密な親戚としての「虱」についてはどうか? 彼らは、あなたが望んでいるとわかっているどんなものとしても、あなたに現れることができる――天使でも何でもだ。あなたの非常に繊細な脳にすでにプログラムされている、どんなものの形でも取ることができる。取り返しのつかなくなったある日、彼らは本当の姿を現す。しかしその時あなたは断念して、もう彼らを養おうとは思わなくなるかもしれない。

あなたの内なる神のみを信ぜよ。

あなたの食べ物、空気、水の中に入っているさまざまの化学物質は、全く文字通り、あなたの内分泌システムを混乱させる。EDC、内分泌妨害物質、偽エストロゲン、その他さまざまの物質が、あなた自身の自然のホルモンを混乱させている。これらの分子は悪魔的だ。それらは肥満、癌、無精子(不妊)、記憶喪失、などを招く可能性が高いだけでなく、それはあなたの「第3の眼」つまり松果腺を閉ざしてしまう。あなたの「見えない領域」を「見る」能力は、松果腺と下垂体によって制御される。これら人工の分子はこの2つの腺に混乱した信号を送るために、それらは正しく機能できなくなるのだ。これは単なる偶然と思えるだろうか? 

樹木を抱いて、ヒーリング・エネルギーをそこに求めることをお勧めする。樹木はそれを豊富にもっており、彼らは喜んで交換したがる。なぜなら彼らが必要とするものを、あなたは持っているからだ。自然――それがまだ残っていれば――はより高い波動をもち、常にあなたを高める力を持っている。

あなたの虱との戦いにおいて次になすべきことは、Roger Bruceの“Practical Psychic Self-Defense”(実践心霊自己防衛)を読むことだろう。もしあなたが抜けられなくなったら、『マトリックス』の第一作を繰り返し見ることだ。続編はいけない。それは同化され、虱化されている。ステーキや赤ワインは現実でないことを覚えておきなさい! 幻想の中に浸っていられる時間はほとんど残っていない。

プラグを切り離せ!

ここで言っていることが恐ろしく聞こえるのはわかっている。が結局我々はこれらのものを見ることさえできない。どんな機会があるだろう? しかし忘れてならないのは、我々がそれらを創ったということである! それらは現世的・幻覚的ホログラフィック・マトリックスの切り離せない一部なのだ。神の実在性の一部として、我々はこれら「アストラル虱-暗黒側-アーリマン-魔的存在」を創り出し、この二極宇宙を維持しようとしているのだ。
注:「アーリマン」はゾロアスター教の邪神。イルミナティの使うルシファーの眼と同様、一つ眼の姿で表わされる。

しかし我々がこの宇宙――多くの宇宙の一つ――をつくったとき、我々は完全に愚かだったのではない。我々は彼らのホログラムから何ものかを別に残しておいた。だから彼らは我々より弱いのである。彼らは「愛」を理解することができない。彼らはただ、力、支配、操作だけを理解する。彼らは感情というものを持たない。だからこそ我々は、共感、許し、やさしさ、それに愛を通じて、彼らの波動の届かぬ範囲へと移動することができる。彼らの二極マトリックス・ホログラムの領域のかなたへ、より高い周波数へと、彼らの牢獄を脱するならば、その全体が崩壊するのだ。

カーリ・ユガの黄昏において、世界はひとつの、つまり妄想、無知、記憶喪失、忘却の一表現となってしまった。この幻想の二極マトリックスの中であなたが見たり聞いたりするすべては、大きく太ったである! なぜなら――そしてこれは単純なことだが――唯一の現実は、「すべては愛だ」ということなのだから! 

すべての二極パラダイムは、我々と、我々の手伝いをするアストラル虱すなわち「暗黒側」の軍勢が、投影された多数性の幻すなわち、この現世的ホログラフィック・マトリックスを維持するために、作り上げた現世的錯覚である。そこで我々は、自分が神でないゲームをして遊ぶことができる。ところが我々は神である! あらゆる人と物が神なのだ。しかり、暗黒側の存在さえそうなのだ。

美と愛と光の、無限の、いまだ知られざる、信じられぬ世界と、想像さえしたことのない、我々を待っている、あらゆる冒険が存在する。

このマトリックスは本物ではない! プラグを引き抜け!

私はあなたにそれをしてあげることはできない。それは誰にもできない。ありがたいことだ! もしそれができたら、その者があなたを所有するだろう。救ったり救われたりするのは奴隷のゲームである――神のゲームではない!

あなたにそれをしてあげることはできない。私ができるのは、ただ跪いて、プラグを引き抜き、テレビを放り出し、宣伝や広告はもう読まないで、悪癖を断ち切ってください――あなたの美しい身体から、あなたの視聴覚の場から、寄生者の導線を抜いて下さいと泣きながらお願いすることだけである。

私には何があなたを待ち受けているかがわかる。黄金の光の中に漂い、かつて誰からも受けたことのないほどの愛を感ずる世界があることを、私は知っている。私は私の体験したヴィジョンや感情を語ることができ、あなたを連れて銀河系の中を飛ぶことができる。しかし私の体験はあなたの体験ではない。なぜそんな必要があろうか? なぜ創造者が、自らを繰り返し複製をつくりたいと思うだろうか?

私はあなたが、基準点というもののない場所へ向かって進んでいると言うことができる。そしてそれは素晴らしいことなのだ! それはあなたと、あなたの内なる神が一体となって、いわばあなた自身の現実を創造する場所――あなたが、悪魔も天使も超えて成長を遂げた場所だ。それは、あなたがすべての時空マトリックスのあらゆる二極パラダイム経験したあとで自由を獲得し、自分自身の世界を創りだす準備ができた世界なのだ。

あなたに代わってこれを果たしてあげることはできない。誰にもそれはできない! あなたは自分でそれを選ばなければならない。あなた自身の勇気だけが、あなたを閉じ込めあなたの生命力を吸っている、あのヌルヌルした吸盤の触手を振りほどくことができる。あなたの内なる神だけが、あなたがマトリックスから脱出すべき、荘厳な瞬間を正確に知ることができる。自分が誰であるかをあなたが思い出したとき、そのものはニヤニヤ笑うだろう。

我々のうちの何人が脱出できるだろうか? 私にはわからない。私にわかるのは、我々の愚かな小さなエゴの下に、だけが存在するということ、多数性の背後にある真実在として、自分と他者は一つだということである。したがって誰か一人が目覚めたときには、残りの者にとってそれは容易くなる。我々のうち十分な数の者が「思い出す」ならば、幻影のすべては崩壊するだろう――なぜなら暗黒側は食べ物がなくなるからである。

そのとき何が起こるだろうか? 誰にもわからない。そのときは面白いことがなくなりそうだから、誰も知りたがらない。あなたが永遠の至福の中に普通に存在するとき、自由意志宇宙について興奮することは、時代のサイクルには常に、少なくとも25の様態があり、何が起こるかは正確にわからないことである。それは初めての人に遭うような、新しく絵を描き始めるようなもので、可能性の全く未知の領域を受け入れることになる。あなたは生きていきながら即興で創造するようになる。

あなたとあなたの内なる神――我々のすべて!――は、実在が自己を表現するための、新しい現実を生み出すことになるだろう。我々は皆いつか出会うだろう。我々はすべて、今すでに、この惑星での生活がもっと悪くなりそうなことを悟っている。その確かな証拠がある。死を怖れてはいけない――あなたは永遠の存在なのだから。誘惑してくるアストラル虱の罠に気をつけていなければならない。チベットの『死者の書』を読み、Bardo plane(死後通過する一存在圏)を通りぬけることを学ばねばならない。「幻想的ヒエラルキー」の天国や地獄はすべて避けなければならない――それらは幻想だ。誰かや、何かがどんなに誘惑的であっても、耳を傾けてはならない。まっすぐに故郷へ、あなたの内なる神へと進むべきである。

死や飢えや悲しみを見たときには、我々の一人ひとりがこの経験を選んでいるということを、たとえそんな選択をした覚えがなくとも、覚えておくとよい。共感(同情)が重要であり、それは不安、憂慮、恐怖、怒りなどから画然と別ものである。こうした恐怖の波動は、すべてアストラル虱つまり心の寄生虫の食べ物である。動物園の注意書きにあるように、「動物にエサを与えてはいけない」!

プラグを引き抜け! 現世的ホログラフィック・マトリックスは幻影だ!

私は「ヴェール」をはがし始めたにすぎない。しかし私は心から、ある気持ちのよい日に、広大で計りしれない内なる世界のかなたの青空のもとで、すべての読者の方々にお会いしたいと思う。

あなたの安全と「救済」は、あなただけが、あなた自身の努力を通じて達成することができる。それは、真実在つまりあなたの根源の意識、我々すべてが「包み込まれている」という永遠の一体感を、自分のものとして創り出す努力なのだ。

 

 
 

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